どうでも良いことを考えてしまう。

なんてことはない、日常で思ったことのつぶやき。

足つぼはどうなのか

「足裏は意外に弱い部位なので、強い刺激を与えすぎるのは良くない。」

足踏みマッサージマットなどに対して、刺激が強すぎるという警鐘を鳴らしている動画なりを見たことがある。

果たしてこれは事実なのだろうか?

私は医学に対して全くの素人であり、言に責任は持てない。
あくまで勝手な想像である。

現生人類と呼ばれるものが登場したのが、約20万年前とされている。
骨格が現代人と変わらないとされている『新人』が登場したのが3万年前ということなので、体の強度も似たようなものだったのでないか。

履物の登場には諸説あるので、確かなことはわからない。
B.C.2000年頃には欧州貴族が革靴を履いていたが、一般人は裸足であったとか。

日本でもせいぜい100年前までは草鞋が一般的な履物であり、靴底のしっかりある履物を使い始めたのは、ここ最近の話のようだ。(諸説あり)

それを踏まえて想像してみると、足の裏が意外と弱いというのは事実なのだろうか?

アスファルトやコンクリートのような高温になるようなものはなかった・・。いや、欧州には古くから石畳が存在していたので、アスファルトと同じとまでは言わないまでも、ある程度路面が高温になることもあったのでは?

それに石畳は真っ平らではなかったろうから、路面が天然の足つぼマッサージのような状態ではなかったのか?
(極端に尖ってはいないと思うが)

革製の靴(サンダル)を履いていたとしても、現代のようなクッション性の優れた靴底は存在しなかったはずだ。

日本はどうだったろう。
裸足や草鞋の時代は未舗装が大半であり、石畳はあったとしても、かなり局所だったのではないか。
(均すようなことはあったと想像する)

すると人類の歴史上、足の裏にはかなり強めな刺激を受けていた時期が長くあり、フラットな路面を靴を履いて移動するという、過保護とも言えるような環境になったのは、ここ2〜3世代の間だけということではないか。

そのような人類の歴史を考えてみると、足の裏に刺激をほぼ受けない状況のほうが異常なのではないかとさえ思える。