初めてコメントをもらう
ブログのダッシュボードを覗くとコメントがついている。
初めてのことだったもので、どう扱ってよいものかわからずに、ヘルプや検索でコメントの扱いについてバタバタと調べた。
こういうことは最初によく読んでおいて理解しておくべきなのだろうが、面倒でやっていない。
だいたい家電などでも取説と呼ばれているものに対し、真剣に目を通したことがない。
簡単な家電ならまだしも、スマホのアプリやwebサービスなんてとんでもない文面の量である。見る前から気が萎えるというものだ。
とりあえず頂いたコメントに対しては「目を通しましたよ」という気持ちを込めて、スターを押しておいたのだが、スターの数には限りがある。
そこまで大量のコメントを頂くこともないと思うが、スターの使い方としてはちょっと違うのだろうか。
― それならば。
コメントを返そうと思い、あちこちクリックしてみるが思うようにならない。
そうこうしている内に疲れてしまい、とりあえず目を通して心の中で感謝しておくことにした。
ASDの特性なのかはわからないが、どうもこういったやり取りというのが上手くない。
何でもかんでも特性のせいにするのはどうかとは思うが、苦手なものは仕方がないと諦めるようにしている。
医師やカウンセラーとあれこれ話していると、自分が思っているほど他人は気に留めていないことがほとんどなので、それをいちいち気にする必要はないとアドバイスされたことがある。
相手の気持を理解することが苦手であるため、失言なども理解しないままに言い放ってしまうこともしばしば。
子供の頃は特にそれが顕著だったように思う。
今でも相手の気持ちを理解するのは苦手で、今までの経験から会話のパターンを組み立て、場の空気が悪くならないように気をつけている。
気をつけてはいるのだが、相手の気持が理解し難いので、実際に相手がどう感じているのかはわからない。
― また話の方向が最初とは違って変わってしまったが。
こういった文章が書けるのも、その特性が関係しているものなのかもしれない。
そういう”個性”を活かせる場所の一つが、このブログという媒体なのだろう。