地元工務店の良さ
今年はよく電気製品が壊れる年だった。
”だった”と書くと年末の振り返りのような気もしてくる。
今年も2ヶ月と少し。早いような、そうでもないような。
まぁ振り返りはまたの機会にでも書くとして、今回はウォシュレットについて。
最近ではDIYで取り付けをしている動画やBLOGも見かける。
自分でもやってできないことはないが、それでも近所の工務店に頼むことにしている。
先ず家電購入で思いつくのが大手家電量販店だろう。
取り付けやアフターサービスなどなど、下請けの業者が来てやってくれる。
だがその業者の質がまちまちで、良い業者に当たれば幸い。
仕事が雑な業者に当たってしまうと、その雑な仕事跡を眺めながら生活することになる。
これが結構気になる。
また業者が繁忙期にトラブルが発生すると、対応してもらうのに時間がかかることもある。
エアコンでは特に聞く話だ。
そしてその場に来る業者は、多くの下請けの中から手が空いている業者がやってくる。
これがまた抵抗を感じてしまう。
いつも初見の業者がやってくるので、どうにも気持ちが落ち着かない。
近所の工務店であれば顔見知りなので、家の中で作業されてもさほど気にならない。
これが近所の工務店に依頼する理由の一つ。
もう一つの理由としては、自分で対応できないトラブルが発生した場合に対応のしようがなくなる。ということ。
製品のサイクルが早い物。パソコンやスマホなんて物は2〜3年で型遅れになってしまうから、初期不良以外で業者を頼る必要がほぼない。
この類の製品はネットで買ったりもする。
だが今回壊れたウォシュレットであるとか、電気温水器のような製品になると話が変わってくる。
だいたい10年くらいは使うつもりで買うので、その間に小さなトラブルが発生することがある。
近所の工務店で設置した物ならば、修理依頼もしやすい。
手続きも面倒がなく、電話で長い時間待たされるようなこともない。
物によっては「あの製品は故障しやすい」とか「こっちは高いけど、そんなに使うような機能じゃない」のような情報まで教えてくれる。
量販店だと店員は販売をするだけで、細かい現場の話なんかは知るはずもない。知っていても教えてくれるやら。
若い頃には「とにかく大手に頼んだほうがいい」というような考えだったが、経験を重ねて地元密着型工務店の良さを感じるようになってきた。