わりと落ち着いているときは
特に何かを書きたい欲求が湧いてこないときには、頭の中は静かなもので、心もソワソワと落ち着かないようなこともない。
パソコンの引っ越し作業も終わり、少し落ち着いた。
余計なものというか、興味本位でいろんなアプリケーションやソフトは使わないようにしている。
若い頃にアレコレ入れてはイジり回して、パソコンの調子が悪くなったことは数え切れないほどある。
当時はパソコンで何かをするというよりは、パソコンという玩具をいじくり回して遊んでいた時間がほとんどだったように思う。
音楽。グラフィック。プログラミングなど、一通りやってはみたが、どれも自分には馴染まなかった。
結局残ったのは文章を書くこと。に、なるのだろうか。
コレであれば苦痛には感じないし、書く内容は頭の中に湧いてくる。
要は雑念が多いだけなのだが。
今はそんなに書きたい内容が頭の中で渦巻いていないので、落ち着いて書いていられる。
あまりアレコレと書き込もうとすると、どうも気持ちが前のめりになってしまって、文章もつんのめったようになってしまう。
一度に多くのことを文章に入れてもゴチャゴチャとするだけで、それが読み応えにはつながらない。
どちらかと言えば読みにくさになってしまう。
そうなると削る作業が必要になってくる。
脱線した内容は文章の外へと持ち出しておいて、とりあえず一つ二つくらいの内容に絞り込んでゆく。
すると自分が思っていた場所とはどうも違う。
「おや?こんな話にするつもりだったかな?」
そんなふうで、予定とは違った着地点に立っていることも少なくない。
決められた地点へ向かうことが目的ではないので、それはそれで良いのではないか?と思っている。
そんなこんなでまた一つ。
要らぬ考えが頭の中から生み出されてゆく。