どうでも良いことを考えてしまう。

なんてことはない、日常で思ったことのつぶやき。

バックを買い換える

だんだんと年末に近づいてきた。
カレンダーを見れば11月なのだが、体感的にはそれほど冬になったように感じない。

新年まではだいぶ日もあるが、いつも使っているサイドバックというか財布というか。そのような物がくたびれてしまったので、新年を待たずに買い換えることにした。

年末のセールにでも買い直せばよさそうなものだが、どうもあの雑踏の中は好きになれない。

「思い立ったが吉日」という言葉もあるように、感じるままに買い換えるのも悪くはないだろう。

ネットで買えば雑踏も人混みも関係ないのだが、どうも身に着ける物に関しては、ネットでの買い物はしたくない。

どうしても「触れて確認したい」という気持ちがある。

質感であるとか、手触りのようなもの。
バッグであれば肩に掛けた感覚など、画面越しでは確認のしようがない。

実際に触れてみる。手に持って重さを確かめる。
そういうことをやっていると、時々感覚がフィットするような商品がある。

なんというか、持ったときの収まりが良い。

ブランドや何やらは詳しくない。
あくまで自分の感覚を最優先させる。

だから店員が何かを勧めてきても、あまり話は聞いていない。
意識を向けているのは自分自身の中のほうであって、他人の意見ではないのだ。

そんなこんなで収まりが良い物が見つかり、満足して帰路につく。

中身を入れ替え、肩から掛けるとなんとも良いバランス感。
そして手に馴染む。

見てくれや値段なんかでアレコレ考えていたら、おそらくこのチョイスにはならなかった。

ネット通販も便利なものだが、やはり「触れられる」ということは大きい。

いずれかは仮想空間で買い物ができるようになり、なんとなくその場にいるような気分になるのかもしれないが、自分の肌感覚から離れた世界での買い物というのも、果たしてどうなのかと思うところだ。