どうでも良いことを考えてしまう。

なんてことはない、日常で思ったことのつぶやき。

繰り返す。同じもの。

なんとなく、書くことから遠ざかっていた。

「気持ちが乗らない」
「書くことがない」
「まとまらない」

スランプというか、なんと言うか、ただ何となく。

そういう時にはすっかり諦めてしまって、書くことを止めてしまう。
なんとなく書きたい気持ちを手放しておいて、そのままにしておく。

頭の中が空っぽになっているのだから、それはそれで健全な状態なのではないか。

あまりにいろんな物事が頭の中にあるというのも、どうなのだろう?

たまには「ただそこに居る」という自分を受け入れて、なんとなく過ごしてみるのもいい。

最初は焦る気持ちもあるんだが、それも自然に薄れていって、考え事をしない自分が日常の、当たり前のことになってゆく。

そして今。
また何となく言葉を綴っている自分に戻ってくる。
戻ってきているようで、ちょっと前の自分とは違う気もする。

人はぐるぐると同じ所を巡っているようでいて、そうでもない。

よく練り上げられた焼き物の土のように。
鍛錬された鉄のように、同じように見えて、同じものではない。