それでも一部が凍ってしまい
朝イチで叔母がやってきた。
どうやら家の中まで凍ってしまい、トイレが使えなくなったらしい。
あれほどメディアで注意喚起していても、人間はどこかで楽観的であるのだろう。
「まさか自分が」
そういう心に隙きのようなものがあると、怪我をしやすい。
とりあえず外へ出てみて、出しっぱなしにしておいた蛇口を確認して回る。水はチョロチョロと出続けていて、破裂などはしていないように見える。今のところは。
何せ今日は日中でも3度までしか気温が上がらないので、凍った場所が完全に溶けきるのかがわからない。
今までに経験したことのない寒さだ。
朝の8時に柱に付けておいた温度計を見ると、マイナス10度近くを指していた。
九州の平野部で氷点下10度になるなんて、よもやよもや。である。
今夜も夜中の1時頃にマイナス6.7度の予報が出ているので、油断できない。
台所の水は出しておいたのだが、温水が出ない。
水は出していたが、温水のほうは出ていない状態だった。
完全に油断していた。
日中になっても温水は出ない。
とりあえずファンヒーターの熱を当て、様子を見ている。
日中も気温が上がりきらないから、ひょっとしたら今朝より建物が冷えやすい状況になっているかもしれない。
やり過ぎかもしれないくらいの対策をして、なんとかこの寒波を乗り切ろう。