2022-12-22 めぐる感情 詩 言葉は溜め込んでしまうと濃度を増して自分の中で腐り始める まるで遅効性の毒みたいに だから毎日残さずにカラダの外へと吐き出してしまおう ちっぽけな毒を吐いたところであんがい誰も気にしていないものだよ それは世界のサイクルによってかき回されてどこかへ消え去ってしまう あの大いなるエナジーの前では人間の吐き出す毒なんてたかが知れているんだ だから私もこうやってカラダの中から毒素を吐き出す肚の中に溜め込まないようにね 心配ないさ この毒も人間も大いなる世界の一部なんだから