2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧
「これは書いたことだったかな?」そういうことは、あまり考えないで書くことにしている。 そういうことに心を囚われていると、書きたいという気持ちがだんだんと萎んでくる。手が縮こまってくる。 そういうことじゃない。そういうものじゃない。 自分が好き…
人を導くような存在。私は仏教徒なので、その存在は仏様ということになるかな。 信仰や宗教が何であれ、人を導くような存在というのはとても穏やかでいて、懐が深い存在をイメージさせる。 そこ声は穏やかでありながら、世界のあらゆるところに響き渡る。そ…
「ここ(咽)まで出かかっているのに」 イメージはわかっているのに、名前が出てこない。「ここまで出ているのに」と、最近の人もそう思ったりするのだろうか?あまりそういうジェスチャーを目にしなくなった。 ワタシの場合は頭上で考えが渦巻いているよう…
今年も稲刈りが終わりに近づいてきている。この時期になると、すっかり朝晩は冷え込むようになる。 昔ながらの田園風景の中に、ピンク色をした卵が目につく。「ジャンボタニシ」《スクミリンゴガイ(学名 Pomacea canaliculata )》の卵だ。 確か食用で輸入…
1匹のヤモリが目の前を走り去ってゆく。実にすばしっこい。 考えてみれば当たり前か。 逃げる。捕食する。生きていく上で、素早くなければ生き残れない。 人間はスーパーに並んでいる”逃げない餌”を買い物かごに入れるだけであるから、べつに素早い動きは必…
文章を練るのに最も良い場所は三上と、とある文学者が言っているように、落ち着ける場所であり、且つ余計なことが出来ない場所のようだ。 私の場合はこれに風呂が入ってくる。 ゆっくりと湯船に浸かっていると、ふいに文章が浮かんできて悩ましい。 これが買…
卵かけ飯のような文章が書けたなら、最高だろう。 一時の流行のようなものでもなく、自然と日本人の食生活の中に溶け込んでいて、在り続けている。 米、卵、醤油。極めてシンプル。で、ありながら、人を惹きつける。 どれが欠けていても卵かけ飯は成立しない…
ほんとうに何なんでしょうね。 一気に意識がずわっと吸い寄せられるような感覚がある文章と、読み始めると文字が散り散りになるように崩れていって、気持ちが散漫になる文章。そんな感覚の違いが文章(作品)によって、確かにある。 内容は一見すると凝った…
「エモい」という言葉だと、なんだか安っぽい感じがして、どうにも好きになれない。 まあ若者が使う言葉なんだから、オジサンが使っても痛々しいような、空々しいような気がしてくる。 それでも emotional(エモーショナル) という元々の言葉は良い。日本語…
小説でも何でも、たまに”目で追っている”だけのときがある。どの辺りからそうなったのか、気がつくとそうなっていることがある。 興味を失ったものを、なんとなく惰性で読んでいるとき。 惰性なので読んでいるというよりは、もう眺めているだけなんだろう。 …
大きなデータや長文は残しておくが、メモのようなものは用が済めば捨てていた。 それはIT上でも同じで、例えば付箋ソフトのようなものも、役割が終われば消去する。 だからどうも Google Keep は目的がはっきりとせずに、何だか持て余している感じだった。(…
特に何かを書きたい欲求が湧いてこないときには、頭の中は静かなもので、心もソワソワと落ち着かないようなこともない。 パソコンの引っ越し作業も終わり、少し落ち着いた。 余計なものというか、興味本位でいろんなアプリケーションやソフトは使わないよう…
パソコンの挙動がどうもおかしい。 もう使い始めて何年目だったか。正確に覚えてはいないが、5年くらいは使っていたはずだ。 物というのは、壊れる前になんとなくの予兆が出てくる。そういうところは不思議とわかる。 万年筆のような道具であれば、長年使う…
ある俳優の方がラジオ番組で、過去の出演作について語っていた。正確には覚えていないが、たいだいの内容はこうだった。 「こんな作品(ドラマ)が当たるわけねーじゃん」「何なんだ。この演出は」 不満タラタラでやっておられたそうで、まったく手応えとい…
今年はよく電気製品が壊れる年だった。”だった”と書くと年末の振り返りのような気もしてくる。今年も2ヶ月と少し。早いような、そうでもないような。 まぁ振り返りはまたの機会にでも書くとして、今回はウォシュレットについて。 最近ではDIYで取り付けをし…
地元でよく利用されていた仕出し屋が店を閉めた。何年やっていた店だったかは知らない。 とにかく子供の頃から当たり前のようにあって、店先で小さな鮮魚店もやっていた。 地元で冠婚葬祭が行われると、その店に仕出しを頼む。 店には宴会場もあり、内々での…
ふいに天才と呼ばれる人というのは、どれほどの作品を世に残してるのか気になった。 芸術の知識なんてほぼない。それでも「ピカソ」という名前は知っている。 そのピカソが残した作品点数は約15万点という。 一日に一点仕上げてゆくと、だいたい410年ほ…
つい書きながらやってしまう。”言葉の予防線を張る”書き方。 その根にあるのは自分の中にある不安だったり恐れ。そういう余計なものを入れたくなる弱さ。 怖さや弱さの自覚はあっていいと思う。何も感じなくなったほうが危ない。 でも、ついつい言い訳がまし…
食事のときに”視覚”だけで食べている。そういう人は、意外と多いのではないか。 食事なのに視覚とは妙なことを言う。そう思われるかもしれないが、”ながら”で食事をしている人は多い。 「スマホを見ながら」「TVを見ながら」 刺激の強い情報は、弱い感覚をぼ…
「大泉洋」さん。思わず「洋ちゃん」と呼んでしまいそうになる人。 母親がTVを見ている。大河の特集か何かだろうか?それらしいのがやっていた。 大泉さんはもうずいぶん長いことTVで見ている顔。バラエティ番組。映画。舞台。そして大河。 これだけのキャリ…
ようやく涼しくなってきたかと思えば、まだ真夏日の予報が出ている。 「三寒四温という言葉はいつの時期のことだったかな?」 調べてみると日本では春先の時期で使うことばのようで、10月の今に使う言葉ではなかった。 まぁそれでもそんな言葉を使いたくな…
買おうか迷っていたボイスレコーダーを買ってしまった。 使いやすいし、さすが声を記録することに特化しているだけはある。 しかし出来がいいからとか、使い勝手がよくても自分の生活パターンに馴染まないものもある。 そういったモノはハードウェアであれラ…
とても素敵な文章を読んでいると、自分のが下手くそで堅苦しく感じる。 でもね。それでいいと思う。だんだんと物事に慣れてくると、どうも小賢しさが出てくる。かっこう良く見せたい欲が出てくる。 変に個性でも出してやろうとするもんだから、かえってわざ…
ここ何年かの間に摂らなくなったものがいくつかある。 コーヒー、たばこ、小麦粉を使ったもの。 特定の何かに影響されてということではなくて、なんとなく摂取しなくなったものと、カラダに合わなくなったものがある。 コーヒー。これは缶コーヒーとインスタ…
寝る時間が迫ってくると、なんだか寝るのが惜しい気がしてくる。 休日の昼間なんてしょうもないことに時間を使っているというのに、寝る時間が近づいてくると、急にやらなくてもいいようなことをやり出したりしてしまう。 赤ん坊が寝ることに抵抗して、食事…
「売れているものが良いものとは限らない」とは誰の言葉かはわからないけど、確かにそんなものだ。と感心させられる。 とある動画を見ていると、五本指のソックスと足袋ソックス。それと普通に先が丸くなったソックスの履き比べをやっていた。 勝手にリンク…
10月である。店先には来年のカレンダーや手帳が並び、ブログのお題にも手帳の文字が見られる。 が、私は手帳を使わない。スマホのカレンダーやリマインダーの機能のほうが便利で使いやすいから。何度か手帳を使ってみたことがあったが、結局は続かなかった…
今日はずいぶんと気温が下がったものだ。雨が降って日も射さないので、地温も低い。 ずっと猛暑日、真夏日の時期が続いていたものだから、身体はまだ夏のままなのだろう。 こういう時に身体を冷やすと体調を崩しやすい。 少しでも「肌寒い」と感じたら衣を替…
「チャンスの神様には後ろ髪はない」そんなことが言われるようになったのは、一体いつの頃だったか。 「後ろ髪がなければ、手でも裾でも引っ張ればいいじゃないか」などと思わないこともないが、そこは神様のこと。 人には触れることのできない不思議な力が…
『練』という文字がある。 「鍛錬」「修練」「訓練」「熟練」など、練を含む言葉には、何かを突き詰めていくような行為を表したものが多いように思う。 練の語源を調べてみると。 「調べる」、「工夫する」「まぜ合わせて固める」、「熱を加えて、むらのない…