セミの声
セミがうるさい時期になった。
遠くで鳴いているぶんには構わないが、近くで、しかも群れて鳴かれるとたまったものではない。
こういうときに耳栓『dBud』が助けになる。
(現時点-2022年7月-amazonで商品を確認したが在庫切れ。転売業者と思われる出品があったが、価格がなんと14,980円。2020年に私が購入した時点での価格は9,000円弱。メーカーHPを覗いてみたが、59USD-約8000円-が正規の価格である)
―追記―
(2022年7月7日時点)yahooショッピングサイト内にdBud公式ストアがあり、8980円で販売されていた。広告リンクは貼るのが面倒なので割愛させてもらう。)
「ジーーー」という声で鳴き続けるニイニイゼミ。この声にはかなりdButのフィルター特性が効く。
―追記―
(セミの数が増え、おそらく今がピークだと思われる。その合唱パワーにはdBudでは対応しきれない。-11dbと-24dbの切り替えができる製品だが、それを上回る音圧があるのだろう。感じ方は人によって異なるので、あくまで私個人の感想である。)
日本にいる全てのセミの声に効果があるかはわからないが、セミの声なんて鳴き方のパターンが違うだけで、周波数帯は似たようなものではなかろうか。
因みに、家人に同じ場所に立ってもらい、セミの声が耳障りかどうか確認してもらったが、そこまで耳に響くような音ではないらしい。
私からしたら、その音は鼓膜をビリビリと振動させているような感覚があり、とても耐えられたものではない。
今までセミの声がどのように感じるかなんて、わざわざ確認したこともなかった。
おそらくASDにありがちなことかと思われるのが、
『みんな一緒だよ』
このセリフで片付けられ、本当に同じかどうかなんて確認したことがないのではないだろうか。
まぁ人間の感覚を比較するのも難しい。
『アナタが見ている赤色と、私が見ている赤色は同じか?』
という、感覚のことを調べていると、たまに見る言葉。
学問のように人間が生み出したもの。
答えがあるものというのは比較のしようがあるが、最初から存在していたものは比較が難しいのではなかろうか。
気温はどうだろう?
気温や温度は最初から存在しているものだが、人間は後から温度という概念で数値化した。
だが気温の感じ方は人それぞれであって、25度を全ての人が同じに感じていることにはならない。
共有できない感覚というものは、非常に曖昧で比較が難しいものなのだと改めて思う。