どうでも良いことを考えてしまう。

なんてことはない、日常で思ったことのつぶやき。

初詣は松の内に

2023年は静かで落ち着いた幕開け。
穏やかな日が差していて、風も吹いていない。
たまに車の通る音が聞こえてくるくらいで、静かなものだ。

外から顔を合わせたご近所さんが、年賀の挨拶を交わす声が聞こえてくる。

以前は夜中に車を出して初日の出を拝みに行く人もいたみたいだが、最近ではそんな様子もない。

とりあえず庭から初日の出を拝んでおく。
初詣は未だ済ませていない。

20代の頃には夜中に連れ立って参拝に行ったりしたものだが、あのごった返した中に行くのは性に合わなかった。
まあ、若いときには付き合いというものがある。

今ではそういった付き合いもないので、なるべく人の居ないタイミングで行くことにしている。
初詣は松の内(7日)までに済ませれば良いという話なので、だいたい4日過ぎに行く。

三が日を過ぎると境内も閑散としていて、人もほとんど居ない。
なんだか祭りのあとのような空気も漂う。

そういう空気が返って神聖な感じがして、私としては好みだ。
誰もいない拝殿に向かって頭を垂れていると、ちょっと厳かな気分になってくる。

TVのインタビューなんかを見ていると、アレやコレやとお願い事をした。なんて話を耳にするが、どうも私はお願いが思い浮かばない。

拝殿で手を合わせていると、なぜだか「一年ありがとうございました」となってしまう。

ひどい時は何も頭に浮かばない。
二礼二拍手一礼をやるだけで終わってしまう。

なぜだろう。
神社の空気に呑まれてしまうのだろうか?