イメージをならべる
「ここ(咽)まで出かかっているのに」
イメージはわかっているのに、名前が出てこない。
「ここまで出ているのに」と、最近の人もそう思ったりするのだろうか?あまりそういうジェスチャーを目にしなくなった。
ワタシの場合は頭上で考えが渦巻いているようで、どうにも言葉に成って降りてこない。
そういったモヤモヤを感じることのほうが多い。
一旦文字列が形成され始めると、ズラズラと文字が糸のように連なって、後は文字に起こしてやるだけの作業になる。
そこまで行けば楽なようでもあり、タイピングが追いついていかず、何とも歯痒い思いをすることもある。
または「起承転結」に並んでおらず、イメージの糸を起承転結を探して選ぶ。
あるときは途中から異なった話の糸が紛れ込んできて、話が脱線して収集がつかなくなることもしばしば。
そういった風に文章が出来上がってゆく。
それだけに、小説を書く人。
とくに長編ものなんて書ける人の頭の中は、一体どのように言葉を生み出しているのかわからない。
まあワタシが書いているモノも一体何であるのか?
よくわからないで書いている。