どうでも良いことを考えてしまう。

なんてことはない、日常で思ったことのつぶやき。

穏やかに語りかける人

人を導くような存在。
私は仏教徒なので、その存在は仏様ということになるかな。

信仰や宗教が何であれ、人を導くような存在というのはとても穏やかでいて、懐が深い存在をイメージさせる。

そこ声は穏やかでありながら、世界のあらゆるところに響き渡る。
その眼差しは一点を見据えているようでいて、森羅万象の全てを見通している。

だからテレビなんかで他人を煽り立てるような言動の人を見ていると、ほんとうに残念な気持ちになる。

声を上ずらせて喚いているものだから、見ているこっちまで気持ちが上ずってくる。

どこか人を蔑んだような目で人を見ているものだから、こちらの顔もこわばってくる。

家なんかではテレビを見ないんだが、公共の場になると難しい。
「テレビを消してくれ」なんて、ちょっと言えたもんじゃない。

そういった人の心を波立たせるようなものを、とくに病院なんかで流しているのはどうかと思うね。

派手な演出と大きな声で、人を貶めるようなことばかり言ってる。

正直なところ、視聴制限を設けるべきだとさえ思う。
病院には子供も来ている。
あんなものが心に刷り込まれていると思うと、ちょっと恐ろしい。

現実や社会を見るのは必要だと思う。

ただね。あんなに感情的になって話す人の言葉なんて、一体何の価値があるというのかね。